量子力学的な観点から考えて、過去、現在、未来が引き寄せるもの

私達は今この瞬間に生きている

当たり前の話しなんですが私達は、過去でもなく未来でもなく現在に生きております。
でも果たして本当にそうでしょうか?
今この瞬間の現在にのみ生きていると言えるでしょうか?

 

実際のところ今日、今この瞬間にのみ集中して生きている人が一体どれだけいるでしょう?
今日を生きながら昨日の事を後悔し更に今日を生きながら明日の事を憂いている。
ほとんどの人がそうやって、昨日、今日、明日と三日間をまとめて一日で同時に生きているのではありませんか?
かくいう私も無意識のうちに長年そうやって生きてきました。

 

最近になってようやく、その日はその日の為だけに生きられる様になって来ましたが、まだまだ完璧というにはほど遠く少しでも気を抜くと、昨日や明日と共に今日を生きている自分が有ります。

 

ついつい昨日や明日に意識が向いてしまうのは、今迄の人生で知らず知らずの内に不安感を刷り込まれて来たからじゃないでしょうか?

 

それでは何故、昨日や明日の事を意識せずに今現在に集中しなければならないのか何故昨日の事を悔いたり明日の事を気遣って心配したらダメなのか?

パワーを集約させる

その答えはただ一つ、自分の持つ波動エネルギーの力が分散されるからです。
量子力学によると人間は振動する波動エネルギーなのでそのエネルギーを効率よく使う事が極めて大切になってきます。
そんな大切な究極のエネルギーですが、当たり前の話し昨日、今日、明日と生きると、本来ならこの瞬間に注力出来る筈のエネルギーが分散され三分の一にパワーダウンしてしまうのです。
極めて単純な理屈です。

 

そしてこれもまた当然の事ながら私達がこの現実世界において、確かに確実に生きているのは取りも直さずこの一瞬だけです。
何故なら昨日は既に過ぎ去り目の前になく、明日はまだ目の前に現れておりません
なので必然的に確かな瞬間というのは今日という今この一瞬だけなのです。

 

そしてそんな今日の積み重ねが、結果として自分の人生を作り上げ型取っていきます。
ところが、同じ今日を積み重ねて行く場合でも、昨日を悔やみ、明日を憂いながら今日という日を過ごすと、本来あるべき波動エネルギーのパワーが三分の一程度に落ちて、自ずと力の弱い毎日を過ごす結果になってしまいます。

 

そんな弱いパワーで生きて行くとどうなるかと言うと、例えば人との出会いにおいても良縁より悪縁を引き寄せやすく、仕事においてもミスを連発したり、謂れなき他人の失敗を被ってしまうという様な事も出てきます。
更に健康面でもやたらと病気にかかり易かったり、事故に遭いやすい等々、いずれにしてもこの世界を交錯する負の波動エネルギーに共鳴し易いのは間違い有りません。
その結果自分でも何だかよく判らないが、運や巡り合わせが悪いという事になってしまうのです。

 

なので自分から放出される波動エネルギーの量を、三分の一では無く本来の100%に戻して今この一瞬に注ぎ込む必要があるのです。
そうする事によって、この世界を交錯するプラスの波動エネルギーに共鳴し、そのエネルギーがもたらす幸せな環境を現実に経験する事が出来るのです。

 

なので、やるべき事はたった一つ、極めてシンプルです。
昨日の事が頭に浮かんでも直ぐに目の前の事に注意を戻し、明日の事が不安になっても直ちに目の前の事に注意を向け直す。
これを繰り返すだけで、いずれ自分を取り巻く環境は期せずして大いに良い方に変化してくる事でしょう。

 

昨日は過ぎ去って今は無く、明日は明日自らがその瞬間を取り扱うでしょう。
今この瞬間にあなたがやる事は何も考えず目の前の事に全神経を集中する。
ただそれだけです。

 

そうする事によってのみあなたの人生の流れが今迄と違った良い形で流れ出していくでしょう。

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