プロフィール

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辛く悲しい少年時代

初めまして私は大阪生まれ神戸育ちの中年のオジサンです。
少し長くなりますが、私のプロフィールと、このブログを立ち上げたきっかけを書かせて頂きます。

 

幼少の頃、両親が離婚し当初は母に引き取られていたが、その母による二度の心中未遂もあり、母が力尽きてしまい、当時別居していた父の元に私と兄を連れて行き私達の養育を頼み込んだ。

当時私は小学一年生だったが、その場面は今でもハッキリと覚えており、色々押し問答が有った後、最終的には父に引き取られる事になった。

 

その後、神戸に転居し、当初は父と祖母、兄と私の4人で暮らしていたが、二年後その父が再婚する事になり祖母が叔父の家に転居し義母とその連れ子と私達兄弟、父の5人家族での暮らしが始まった。

 

最初は優しかった義母だが日を追うごとに本性が現れ、兄は父の手前もあってか殆ど大丈夫だった様だが、その分私は、毎日毎日執拗に義母から陰湿な虐待を受ける様になる。

 

辛くてその事を父に訴えたが、義母がそれを認める筈もなく、逆に私が悪者にされて父からこっ酷く殴られる始末で、段々家庭に対して夢も希望も信頼も持てなくなってしまった。

 

恐らく父は当時義母の虐待に気付いていたと思うが、義母との軋轢を恐れ敢えて私を殴っていたのだと思う。

満20歳の誕生日当日に家を追い出される

そんな経緯もあり高校に入る頃には、ほとんど家に帰らず卒業後も友人や先輩と遊びまわり、家に帰ったり帰らなかったりの日々が続いたが、そんな暮らしを続けた満20歳の誕生日を迎えた丁度その当日に突如義母から家を追い出されてしまう。

 

よく考えてみたら元々甘くない家庭で、ダラシナイ生活を送っていたのだから、いつか追い出される事は十分予測出来た筈なんだが、自分の甘さから何の準備もしていなかった。

 

なので暫くの猶予をくれる様に義母に頼んでみたものの、兎に角「今すぐ出て行け!」の一点張りで取り付く島もなく、父にも相談してみたが義母との不和を恐れたのか同じ様な意向だったので、止む無く誕生日の当日に布団だけ持ってお世話になっている先輩のアパートに無理やり押し掛け居候させて頂いた。

 

(何の前触れもなく突然押し掛けたにも拘わらず、その後半年に渡って嫌な顔ひとつせずに居候させて下さった先輩には感謝しかありません)

 

仕事の方も当時働いていた職場よりも条件の良い職場を先輩に紹介して頂き、必死に働いて半年後にようやく先輩のアパートを出て一人暮らしをする事が出来た。
そして更に3年後、独立して自分のお店(飲食店)を持つ事が出来た。

 

当時付き合っていた彼女の手伝いもあって、商売の方はかなり上手く行っていたが、開業から丁度8年後に友人の多額の借金の保証人になってしまい、その後その友人が失踪してしまった事から、その全ての借金を背負うはめになってしまう。

他人の借金に苦しめられる日々

被ってしまった友人の借金を、当初は返済するべく必死で頑張っていたものの、金額が多額だった事と金利が高かった事から最終的には力及ばず止む無く廃業の上、自己破産するに至った。
その後一時期自暴自棄になり道を踏み外し掛けたが、1995年の阪神淡路大震災を機に考え方を改め、もう一度心を入れ替えてやり直すべく色んな仕事(解体作業や訪問販売、バー経営等)に従事する。

 

しかし何をしても最初は思いの他うまく行くのだが、ある瞬間に必ずと言っていいほど自分の手には負えない様な大きな壁が出現し、また自分の弱さや頑張りの無さも有って結局は振り出しに戻ってしまう。

 

それでも何とか挽回しようと思って悪戦苦闘していたところ、全くの未経験で業種違いの仕事だが、「世の中の役に立つ仕事だから」という友人の誘いで、偽装事故や詐欺案件を専門に取り扱う特殊案件保険調査事務所に入所する。
そこで約3年間働いたのち、晴れて独立する事になった。

 

しかし軌道に乗りかけたその矢先、今度は不慮の事故により長期入院を余儀なくされ、結果的に事務所を閉鎖するに至る。

 

振り返ってみると、私の人生はまるでジェットコースターの様で、何をやっても最初は頂点まで行くのにその後、何故だか急降下して毎回スタート地点に戻ってしまう。

 

一体私の人生はどうなっているんだろう?
勿論自分自身の頑張りや粘り強さが足らないんだろうが、それだけではない何か得体の知れない物が作用している様なそんな気がしてホトホト嫌気が差していた。

人生を決めているのは全て自分自身

その後、傷も癒え退院したもののすぐに仕事が有る訳でもなく、自信を失いかけ自暴自棄になって酒浸りの日々を送っていたが、ある日自分の部屋で探し物をしていた時にたまたま子供時代の自分が写っている写真を見つけたところ、その表情が暗く寂しそうで辛そうなのを見て、丁度毎日の様に義母から虐待を受け父からも謂れなき事で殴られたりしていた時期だったなあと改めて思い出す。
そんな事を思い出すと同時に「俺は一体何をやってるんだ」という気持ちがムクムクと湧き上がり今の自分が心底情けなくなり、このままではいけないと強烈に感じる。

 

色々足掻いて動いている時にたまたま縁が有って占いの業界に入る事になり、自分の過去と同じ様に色々な事情で悩んでいる人達の助けになればいいと考え、必死で占いの勉強をし鑑定業務に従事する。
そして鑑定を通して様々な人達の様々なパターンの人生相談を受ける中で、この世には本当に色んな人生が有り色んな悩みがある事を知る。

 

鑑定を通じて出会った方々の人生や自分自身の過去を振り返ってみた時にこの世の理不尽さの原因は何だろう?と強く疑問に感じる様になり、自分の今までの人生を深く深く掘り下げて何日間も瞑想を続けてみた結果、人間とはエネルギーの塊そのもので人生に起こる出来事、状況や環境は、その人から放出されるエネルギーの質と、それに伴う作用と反作用の法則に基づいて決まって来るのではないかという確信が突如として閃く。

 

その信念のもと試行錯誤を繰り返しながら、自分自身が出すエネルギー波動を自分なりに調整コントロールしていった結果、徐々にではあるが今迄の悪いパターンが180度転換し、日常の小さな事も含めて色んな事柄が以前よりも良い形で流れ出している事を実感するようになる。

 

その他こまかい事を書けばキリが無いが、前半生の私のささやかな人生を振り返って感じる事は、物事が上手く行って当然だと感じる価値ある自分自身と、一方で自分は無価値で何もかも上手く行くはずが無いと感じる破壊的な考えの自分が心の奥底深いところで無意識の内にせめぎ合っていた様に感じる。

 

その両方のエネルギーが影響した結果、両極端な今迄の私の人生を形作っていたんだなと、最近になって漸く理解出来た様な気がします。
過去の私と同じ様に日々一生懸命頑張っているつもりなのに、一向に報われない人達、自分の力不足だけではない何か得体の知れない物に邪魔されている様に感じて悩んで苦しんでいる人達に、どうすれば今より人生が好転するのか、僭越ですが私なりの人生経験から掴んだ考え方や感じ方が、万分の一でも皆様の参考になればこんなに嬉しい事はありません。

色んな考え方が有るとは思いますが理屈ではなく、何となく感じるところがあって、もしほんの少しでも興味を持って貰ってこのブログを覗いて頂けたらとても嬉しく有難いです。
何分ブログの開設は初めてなので、色々と読み辛いところもあるとは思いますが、何卒ご容赦下さい。