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罪悪感は自分にブレーキを掛ける
今回は罪悪感について考えてみたいと思います。
波動エネルギーを調整し良い物事や状況を引き寄せる為には、罪悪感が非常に邪魔になってきます。
罪悪感とは読んで字のごとく、罪を犯して悪いと思う感情の事であって、必ずしも実際に罪を犯しているとは限りません。
しかし、実際に罪を犯してなくても、この罪悪感を持つ事によって実際に罪を犯したと同じ様に、自分自身を心の底で責めてしまい、自分の波動エネルギーを極端に下げてしまう結果になってしまいます。
なので罪悪感という感情は徹底的に捨て去る必要があります。
それでは罪悪感にはどんな種類の物があるでしょう?
それは時代や人、地域によっても変わってくると思います。
例えば平和な時代なら当然の事であっても、戦争している真っ最中に戦争反対の立場をとった場合、周囲から非国民と罵られ、知らず知らずの内に罪悪感を刷り込まれてしまう事があるかも知れません。
また、学生が学校をずる休みしたり、営業マンが外回りの最中にパチンコをしたり喫茶店でサボったりして罪悪感を感じる事もあるでしょう。
男女を問わず不倫して罪悪感を感じ、後ろめたい気持ちになる事もあるでしょうし、家族や友人に対して小さなウソをついて、後から罪悪感に苛まれる事もあるかも判りません。
学校や会社で他人対してイジメを働いている者は、案外家に帰って一人になった時に何とも言えない罪悪感に襲われているのではないでしょうか。
他にも大小さまざま有ると思いますが罪悪感というものは、思いのほか私達の生活の中に身近に潜んでいます。
それだけに軽く見過ごされがちだと思いますが、この罪悪感というものは百害あって一利なしで一人一人の波動を強烈に下げ、マイナスのパワーを出し、結果的に自分にとって好ましくない状況を引き寄せてしまいます。
何故なら罪悪感というのは自分に罪があると感じる事なので、必然的に自分を罰する波動エネルギーが出て、結果的に自分が苦労する状況を引き寄せるからです。
そういう意味においては自分の思いが正確に反映されているとも言え、ここでも厳として引き寄せ波動の法則、作用と反作用の法則は機能しています。
ただ、例外的に自分のした事が一般常識的には悪い事であっても、一切罪悪感を感じる事のない様な人がいますが、そういう人は波動エネルギー及び作用と反作用の法則によって楽しく人生を送っている場合があります。
皆さんの周りにも何でコイツが?という様な、わがまま勝手ばかりなのに、幸せそうに人生を謳歌している人がいませんか?
何だか不公平で理不尽な感じですが法則とはそういうもので、人間的な道徳を考慮して働いてはくれません。
であるならば、私達の様な一般的感覚を持った人間が罪悪感を払拭するにはどうすればいいのか?
その答えは余りにも単純で月並みですが、自分自身が心にやましいと感じる事は一切しない事、これだけです。
やましさの基準は人それぞれですから、不倫をしようが会社をサボろうがウソをつこうが何とも感じない人は極端な話それで良いかも判りません。
ですが一般的にはそういう場合、少しくらい後ろめたい気持ちがあるでしょうから、その辺は個人差があるでしょうし、正直に自分の心に問えばいいかと思います。
罪悪感の種類を見極める
ただ同じ罪悪感でも先ほど述べた様に、戦争反対とかに対して周囲からプレッシャーをかけられて無理やり罪悪感を刷り込まれた場合には、当然の事ながら罪悪感を感じる必要は有りませんので、本当の自分の気持ちに目を向ける事を忘れない様にしなければなりません。
例えば、自分のやりたい事が明確にあるけれど、親が反対していて自分の気持ちを通す事に罪悪感を感じるという場合、そんな時は罪悪感を持つ必要は全くなく、信念を持って自分自身の人生を歩んで行けば逆に波動は上がって行くでしょう。
自分の心の底を客観的に見つめて、他人に悪影響を与えていないにも関わらず罪悪感を持ってしまう場合、それは偽りの罪悪感であって、気にして罪悪感を持つ必要は全く有りません。
その事が心底腑に落ちるまで検証し、不必要な罪悪感を徹底的に排除しましょう。
一方、自分の心の底を見つめて後ろめたさを感じる様な事柄からは速やかに手を引き波動修正し、波動エネルギー及び作用と反作用の法則を味方につける事をお勧めいたします。
日々その様にして、偽りの罪悪感を排除する努力を続けるならば、いずれ必然的に最高の環境や状況を引き寄せ想像以上の幸せを手にする事になるでしょう。